取り扱い木材

主な在庫品(樹種別)は、北米材として、米松、米栂、米杉、米ヒバ、スプルース、ロシア北欧材として欧州赤松(レッドパイン)、ホワイトウッド、南洋材として、マガシロ、ウリン国産材は、杉、桧材です。

この度、兵庫県産材の供給業者として、県産木材供給部会に加入したこともあり、よりいっそう県産木材の在庫を増やしていく予定です。

用途別では、土台角、柱角、横架材、羽柄材、間柱、筋違、根太、野縁、胴縁、造作材です。

いずれもほとんどが人工乾燥材ですが、人工乾燥材でないものは、目細材やオールドグロスの良材を仕入れ、なるべく天然乾燥させ、極力含水率を下げるようにしています。

三祐木材では、このような木材を多品種かつ充分な量をそろえ、必要なときにすぐ間に合う体制をとり、流通業者として、不確実な需要に対して、商品を一定量プールすることが必要だと考え、敏速な配送体制とともに、現場の要求に応える様心がけております。

◇ウェスタンレッドシダーの入荷について

コンテナ単位での直輸材です。等級はC&BTR-15%Dクリアーで、日本流に言えば無節または小節、ほどんど節の無いものです。

非常に良いものですが、普通の一等材(節有り)と同等の価格でご提供できます。

そのままの状態でデッキ材として利用して頂くか、加工して造作材としてご利用ください。各種デッキ材を拡販しておりますので、多少にかかわらご用命下さい。

WEBショップでもお買い求めいただけます。

下記は一例です。その他、多種多用の木材を取り揃えております。
お近くにお越しの際は、お気軽に倉庫にお立ち寄りください。


sugi
 スギ 【杉・椙】 Japanese cedar
 スギ科スギ属の常緑針葉樹
 学名: Cryptomeria japonica

日本特産の代表的な樹種で、本州北部から南は屋久島まで生育する。人工植栽は北海道南部にまで及び、その量は第一位です。 特に秋田杉、天竜杉、吉野杉、日田杉、飫肥杉(おびすぎ)、屋久杉などが有名です。
辺心材の境界は明瞭で、辺材は白色、心材は淡紅色から赤褐色、時に黒褐色を帯びる。木目は鮮明で通直。材はやや軽軟で、比較的狂いは少なく、切削などの加工は容易ですが、耐水性にやや劣ります。木目に沿って縦に割れやすいのも特徴です。
建築用材として最も多く用いられる。その他、建具材、包装用材、電柱など用途は多い。また、割裂性を利用して樽桶材や割箸としても利用されています。



hinoki
 ヒノキ 【檜・扁柏】 Hinoki cypress
 ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹
 学名 : Chamaecyparis obtusa

日本の代表的な樹種です。本州中部から四国、九州を経て屋久島に分布。
辺心材の差ははっきりしないことが多く、辺材は淡い黄白色、心材は黄白色ないし淡紅色。木理は通直で均質。狂いが少なく、加工性は良い。耐湿、耐水性が良く、保存性が高など、優れた材質です。 肌目は精で、表面を上手に仕上げると特有の光沢を出すことが出来ます。
寺社建築をはじめ高級建築材として使われるほか、造作材、建具材、家具材、曲物材など幅広く用いられる。木曾檜は尾州檜の名でも有名。また、特有の芳香を放つ。ヒノキは、この木を擦り合わせて火をつけたことから由来します。



ohshuhinoki
 オウシュウトウヒ (欧州唐檜)
 [その他の名称]ホワイトウッド
 マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。
 学名 :Picea abies

トウヒ種。欧州(ヨーロッパ)に広く分布しており、この地域の主要な針葉樹。日本のスギのように大量に植えられており、日本では「ホワイトウッド」と呼ばれています。色は全体的に白色から淡い黄白色を帯びています。木質はやや軽軟で加工性が良く、木理はほぼ通直で肌目は緻密ですが、白アリの食害や腐りやすく使用部位に注意が必要です。クリスマスツリーとしても有名です。



ohshuakamtsu
 欧州アカマツ
 マツ科 Pinus 属の常緑針葉樹。
 学名:Pinus sylvestris

辺心材の区分は明らかで、辺材は黄白色ないし淡赤色で、心材は淡赤褐色ないし赤褐色を。木理は通直で、日本のアカマツによく似た木質をしています。乾燥は容易で、乾燥後の材の安定性は良く、土木用材、梱包用材、造作材、パルプ用などに使われています。



beimatsu
 ペイマツ 【米松】
 古木の良材をピーラと呼ぶ。
 マツ科 Pseudotsuga 属の針葉樹。
 学名 : Pseudotsuga menziesii
辺心材の区分は明らかで、辺材は白から淡黄色。心材は橙赤色 から赤褐色です。木質はやや軽軟 (海岸地域の産) なものとやや重硬 (山岳地の産) なものがあり。、木理は通直で、年輪幅は均一。樹脂成分により塗装障害を起こしやすいので注意が必要。耐久性がややあります。
【ピーラーについて】
日本では通常、米松の大径木を指します。辺材は淡黄白色、心材は黄褐色から赤褐色で節は褐色。木理は通直で直径2~3mもの大径木になる。目通りが良くおとなしく、また、色も穏やかで多くの人に好まれる木です。
ピーラーは木目のまっすぐ通った柾目が容易にとれる数少ない材です。


beitoga
 ベイトガ 【米栂】
 マツ科ツガ属の常緑針葉樹
 学名 : Tsuga heterophylla Sarg.

北アメリカ大陸。
辺材は白っぽく、心材は白味を帯びた淡黄褐色。木目は明瞭で米松より黄色味が強いのが特徴です。光沢があり、肌目はやや粗い。加工性が良いが、やや折れやすいです。建築材、構造材、造作材、建具材、箱材、パルプなどに使われ、乾燥すれば無味無臭です。



beisugi
 ベイスギ 【米杉】ウエスタンレッドシダー Western redcedar]
 ヒノキ科 ネズコ (Thuja) 属の針葉樹
 学名 : Thuja plicata D.Don.

ロッキー山脈北部と太平洋岸北西部に産する。
特有の濃淡があり、辺材は白色で狭く、心材は赤褐色です。部分的に黒ずんだ黄褐色も現れ、色調が均一でない事が欠点ですが、木質は軽軟で加工は容易。木理は通直で、年輪幅は均一であります。建築、建具、屋根板、わが国では集成材や杉の代用として天井板によく用いられます。ベイスギ (米杉) の名がつくが、日本のネズコ (鼠子) と同属で、米国産の杉を意味するものではない。特有の芳香があります。