氷ノ山登山 !(^^)!

先日、氷ノ山登山した時に、芦生杉(アシウスギ)を見てきました。

今回は南側から登り、眺望や植物を楽しみながら山頂を目指します。

高度が上がっていくにつれ、生育する樹木が異なり、林相が変わっていくのが面白いですね。

ブナの原生林を登っていくと、草花が目立ち始め熊笹ばかりの景色になります。

そこを抜けると視界が一気に開け、目前に氷ノ山頂上 1,510mが現れます。

広々とした周囲を見渡せる氷ノ山山頂からの景色は抜群でした!

さすが兵庫県最高峰の山ですね。

山頂から登山道を南に少し下ると、『千年キャラボク』と言われている大木があります。

樹高約4メートルのキャラボクは見ごたえがあります!

山頂から日本海側へ下山する途中で、ずいぶん変わった樹形の杉と出会いました。

ガイドさんいわく、いわゆるウラスギであるアシウスギとのことで、知識としては知っていたのですが初めて見ました。

元来、杉はまっすぐ点に向かって伸びることから、「直ぐ木(すぐき)」が語源になったといわれる木ですが、このアシウスギは太平洋側の杉(オモテスギ)とは違い枝が垂れ下がっています。

その森の光景はまさに宮崎駿の世界でした。

【おまけ】

我が家の庭にもアシウスギの一種である北山の台杉が!

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兵庫県神戸市須磨区多井畑池の奥上11-1
三祐木材株式会社

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年末年始休業期間のご案内

誠に勝手ながら、弊社では下記の通り年末年始休業とさせていただきます。

また、休日中の電話でのお問い合わせもお休みさせていただきます。

FAX、電子メールでいただきましたお問い合わせにつきましては、
平成29年1月6日(金)以降に順次対応させていただきますので、ご了承の程、お願いいたします。

休業期間中、皆様には何かとご不便をお掛けいたしますが、
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
*********  記  ************

【年末年始休業期間】

2016年12月30日(金)~2016年1月5日(木)
※平成29年1月6日(金)からは平常通り営業いたします。

<お問い合わせについて>
休業期間中、メール・FAXでのお問い合わせは受付をしておりますが
回答については平成29年1月6日(金)以降に順次対応させていただきますので、何卒ご了承の程お願い致します。

シロアリなんかに負けない!大人気の米ヒバ!

米ヒバ

今、大注目の高い耐朽性と耐水性を持つ米ヒバ。

三祐木材でも全国からお問合せを頂いている人気の商品です。

三祐木材オンラインショップでも米ヒバはダントツ人気です。

一般に桧はシロアリに強いと言われていますよね。

米ヒバは、シロアリに強い桧と同等の天然成分を持っているので、防腐剤を使わなくても、白蟻に対して極めて強い防虫効果を持っているってご存知でしょうか?

しかも!!!

実は、米ヒバは桧より強い防蟻効果を発揮するんですよ!

また、非常に腐食しにくいのも特徴なんです。

耐朽性が高く、シロアリが嫌う成分を含む米ヒバは、日本ではお寺などの柱や土台にも使用されてきました。

アメリカ・カナダの先住民俗は、カヌーやトーテムポール等に使っていたそうです。

こんなにステキな米ヒバですが、お勧めできない使用場所もあるんです・・・。

それは”床”

米ヒバはやわらかい木材です。

どなたでも加工しやすいというメリットがある反面、そのやわらかさゆえ、キズも付きやすい
ので床等の使用には不向きなんですね。

三祐木材では、”くるい”や”そり”を出来る限り少なくするため、木材を自然の光と通気によって乾かしていく天然乾燥を採用しています。

節が非常に少なく、木目が大変美しいです。

仕上がりは全て超仕上げ(機械カンナ仕上げ)加工ですべすべに仕上げております。

三祐木材では米ヒバを1ミリ単位でお好きなサイズに加工しお届けさせて頂きます。

羽目板用の相じゃくり加工や、窓枠用のアンピじゃくり加工も可能です。

神戸市、明石市エリアは送料無料でお届けします!

全国発送(送料別途お見積り)も承っておりますのでお気軽にお問合せください。

AM11時までにご発注頂いたものは、最短で翌日に発送可能です。

米ヒバはオンラインショップでもご購入いただけます。

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三祐木材株式会社

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加工をすると木くずが出ます。その③(最終回)

原田です。
木くずシリーズ最終回です。

前回『加工をすると木くずが出ます。その2』では、加工をした後に出る木くずを大量に牧場に持ち込むところまでをお伝えしました。

こちらが牧場の牛さんたちです(#^^#)
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写真で見えている以外にも牛舎があり、この牧場では全部で約200頭が暮らしているそうです。

(ちなみにこの光景を見るとまさに「犇く」読んで字の如しといつも考えてしまいます。)

今回はその木くずがその後どうなるかをお伝えいたします。

4t車で運んできた「ばんば」ですが、実は観音開きで開けることができるようになっておりまして、開くとこのように木くずの全貌が姿を現します。

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この大量の木くずをブルドーザーや人力を駆使して外へ出してしまいます。

すっかりきれいになりました。

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そしてこの木くずですが、まずは一カ所に集めておきます。

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すごい量で圧倒されてしまいます((+_+))

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そしてその後牛舎の地面に敷き詰めます。

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材木屋が牧場に大量の木くずを持ち込んできた理由というのは、

そうなんです!

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牛さんのお布団にするためだったのです!

牛さんたちはしばらくしばらくここで生活をします。牛さんが踏んだり寝たりして使い古されていきます。もちろんここでトイレも済ませてしまいますので糞尿とも混ざっていきます。

そして、この木くずが混ざった牛糞を発酵させて微生物により分解されたものが園芸などの肥料としておなじみの「堆肥」なのです。

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こちらもすごい量です。
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こうして出来上がった堆肥は肥料としてだけでなく土壌改良などにも用いられているとのことです。牛糞堆肥は有機物を多く含んでおり通気性がよく保水性も高いということで、土壌改良に最適ということです。

木材を削って出たきくずもこうして有効利用されており、間接的にでも所謂「エコ」に加担できているとわかりちょっと嬉しい気持ちになりました。

材木屋と牧場、一見関係なさそうな物事も実はつながっているのですね(*^-^*)

木くずシリーズ長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!

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