幅はぎ材ってなに?
こんにちは!三祐木材 新人の佐原です。
今年も桜が開花しましたね!また新生活を始められる方も多くいらっしゃるこの時期。何か新しいことを始めたい気持ちになられる方も多いのではないでしょうか。私も部屋を一新して新しい気持ちになりたいと思っています。
さて今回は、よく問合せのある「幅はぎ材」について調べてみました。
◆幅はぎ材とは・・・
1枚板のテーブルって、おしゃれであこがれますよね。
でもお値段がなぁ・・・ということはありませんか?
無垢材とは、使用する形状で丸太や一本の木から作られたもので
天然木本来の風合いを持ったものです。
無垢材の一枚板は大きくなればなるほど
丸太から切り出せる量が限られ
大きな天板を作るのが非常に難しくなります。
だから高額になるんです。
そのため一般的な無垢材の テーブル天板は木をつなぎ、
貼り合わせて1枚の板に加工しています。
その方法は大まかに2種類。
ひとつは、集成材と呼ばれるもので
木口(こぐち)面もフィンガージョイント(ギザギザ加工)でつないだ材を木端(こば)面で貼り合わせた材で一つ一つの材が細かくブロック状に並んでいるのが見えるのが特徴です。
もうひとつは、木の木端面のみを貼り合わせ大きな板状にしたもの。
これを「幅はぎ材」といいます。
幅はぎ材の方が集成材より材が大きく、接合部分が少ないので より自然な質感になります。
見比べるとわかりやすいですよね。
というわけで、幅はぎ材とは長さ方向と厚さ方向は
一枚物の木材を利用し、幅方向のみを接着した板のことでした!
接着剤の使用量も幅方向のみなのでごくわずかです。
軽くて断熱性が高く、 調湿効果もあります。
無垢の良さと、使いやすいサイズを兼ね備えた材料です。
ちなみに価格的には、
無垢一枚板>幅はぎ材>集成材となります。
三祐木材では幅はぎ材はタモ(板目)と、ナラ(柾目)のものを取り扱いしています!
また柾目(まさめ)の1枚板に見えるフィンガージョイントのない集成材の商品もございます。
詳しくはこちら↓
オンラインショップで取り扱っています!
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兵庫県神戸市須磨区多井畑池の奥上11-1
三祐木材株式会社
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