営業時間外のお引き取り

三祐木材原田です。

三祐木材にある「引き取りBOX」をご存知でしょうか。

三祐木材は平日7:00~19:00、土曜日7:00~17:00、祝日7:30~12:00の時間帯は社員がおり、お客様をお迎えできる体制を整えておりますが、

営業時間外での引き取りをご希望されるお客様のために社屋の外に「引き取りBOX」なるものを設置してあります。

・明日の仕事の材料を今晩の内に引き取りたいが何時になるか分からない

・朝現場に行く前に引き取りに行きたいが現場が遠方のため7時より早く行っておきたい

・日曜・祝日に仕事が入り材料が必要になった

こんな時は材料をご発注いただく際に「引き取りBOXに入れてくれ」とお伝えください。

ちなみにご注文は営業時間内での受注になるようお願い致します。

特にFAX、メールでのご注文の場合営業時間外にいただいても受注されず対応できないことがございますので予めご了承下さい。


お引き取りBOXは倉庫入口シャッターの右側にあります。



扉を開くとこんな感じです。


材料を入れてみるとこんな感じです。


是非ご利用くださいね。

ご不明な点があれば、お気軽にお問合せください。

電話078-743-3111

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兵庫県神戸市須磨区多井畑池の奥上11-1
三祐木材株式会社

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加工材が出来上がるまで その2

前回この「①受け」を途中まで作りました。↓
DSC_0595.jpg

丸削りまで加工済みです。↓
DSC_0603.jpg

この厚40×幅90の木材から深20×幅40の大きさを切り欠いてL型にしていきます。

使用するのはこの機械↓
DSC_0592.jpg

「自動溝突き加工盤」です。

セットした刃を高速回転させて溝を彫る機械です。

この刃を↓
DSC_0584.jpg

セットします。

刃にはサイズが多くあり、突きたい寸法に応じて最適な刃を選びます。↓
DSC_0585.jpg

木材の削りたい部分に印をします。↓
DSC_0589.jpg

それでは機械に通していきます。↓

DSC_0593.jpg

写真では分かりにくいですが、写真の右から機械に突っ込み、左へと流れて行っています。

中野工場長も真剣な顔で見守っています。

こうして出来上がった「受け」がこちらです。↓

DSC_0594.jpg

見事L型になっているのがお分かりいただけるでしょうか。

これでこの「受け」は完成ですので、現場に運ばれてお客様の家の一部になりました。

ちなみにこの溝突きを使えば

こんな形や↓

DSC_0585_201509041220505fb.jpg

こんな形も作ることができます。↓

DSC_0586.jpg

その気になればこんなにたくさん↓

DSC_0587.jpg

この他にも斜めにする加工なども承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

お客様の多様な注文に応えるべく社員一同日々頑張っております!

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兵庫県神戸市須磨区多井畑池の奥上11-1
三祐木材株式会社

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加工材が出来上がるまで その1

工務店様から、ご注文のFAXを頂きました。↓
DSC_0595.jpg

この「①受け」が出来るまでをご紹介します。

まず注文を頂いた「受け」の寸法が

長3700×幅90×厚40 ×2本ですので

そのサイズが作れそうな木材を探します。

できるだけロスが出ないように、また何に使われるかを考慮して最適な材を選びます。
(この一連の作業を「木取り」と言います)

木取りした材を仕上がり寸法の90×40よりやや大きい寸法に製材します。↓
DSC_0596.jpg

この製材機は「帯ノコ」とも言われ、その名の通り帯状のノコギリの刃を高速で回転させ木材を挽いていきます。
製材すると写真のようにノコギリで挽いた跡が残っています。↓
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この段階では表面はギザギザしていて荒く、寸法も均一ではありません。
この材を均一にすべく、次の工程に移ります。

自動4面かんな盤(モルダー)↓
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上下左右に刃があり、一度に4面同時に削ることができる機械です。

自動2面かんな盤(プレナー)↓
DSC_0600.jpg
上下に刃があり、一度に2面を削ることができます。

これらの機械を駆使して指定の寸法に削っていきます。↓
DSC_0598.jpg
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どちらもデジタル制御式なので○.○ミリの制度で加工可能です。

これらの機械を通すと↓
DSC_0603.jpg

先程と比べて表面が平滑になっていることがお分かりいただけるでしょうか。

この状態でも十分きれいなのですが、さらに仕上げと言われる行程に移ります。

超仕上げかんな盤↓
DSC_0604.jpg

プレナー仕上げ後、この機械を何度か通し最後の仕上げをします。
微細な削りムラを無くし、高い化粧性を施せるよう、丁寧に仕上げていきます。

何度か通すと光沢が出て、すべすべの手触りになります。↓
DSC_0605.jpg

以上の工程を経て90×40の加工材が出来上がりました。

通常の材はこれにて出荷となり各現場へ運ばれていきます。

しかし注文にはただの四角ではなく段をつけるよう指示があります。

この加工材はさらにこの後「溝加工(もしくはシャクリ)」と言われる工程に移りますのでその様子は次回紹介したいと思います。

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兵庫県神戸市須磨区多井畑池の奥上11-1
三祐木材株式会社

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